【第1回】外から来たから見えた“大村の価値”。里山と未来をつなぐ挑戦|集まれ!ファーストペンギン
「集まれ!ファーストペンギン ~ New Business the NEXT STEP ~」は、大村市産業支援センター長とゲストが対話を通して、新しい一歩を踏み出した方々のリアルな経験や想いをお届けするラジオ番組です。
本記事では、番組でのお話をもとに、その内容をまとめてご紹介します。

「大村って、可能性しかないと思っています」
今回のゲストは、一般社団法人ひぜん里山学舎 代表 石川雅美さん。県外から大村へ移住し、里山の環境保全やコミュニティ拠点の運営を通して、地域の価値を再発見し続けています。
きっかけは、「やりたいことが多すぎる」から始まった
もともとは、「これもやりたい、あれもやりたい」と思いが溢れている状態でした。しかし、その想いはまとまりきっておらず、どこから手をつけていいか分からない。そんな中で産業支援センターに相談し、話を整理していくことで、少しずつ形になっていきます。
「全部やりたい」から、「こう進める」へ。
その変化が、事業のスタートになりました。
外から来たからこそ見えた、大村の価値
大村に来てまず感じたのは、「暮らしやすさ」でした。山があり、海があり、空港や高速も近い。食べ物は美味しく、子育て環境も整っている。「めちゃくちゃ便利で、恵まれている地域」
しかし、その価値に気づいていない人も多い。
「当たり前すぎて見えていない」
そのギャップに、大きな可能性を感じました。
「宝の山」をどう活かすか
里山の資源、文化、歴史。一度失われると、簡単には戻らないものばかりです。
例えば、ハゼの木。かつては日本の重要な資源でしたが、今では減少しています。しかし、その価値を知り、守り、活かしていくことで、新しい可能性が生まれます。
「宝の山で、宝探しをしているようなもの」
地域にあるものを、どう価値に変えるか。
その視点が、事業の核になっています。
コミュニティから、未来をつくる
現在は、コミュニティ拠点の運営や、里山保全の活動を軸に展開。さらに、新大村駅前での拠点づくりも計画しています。単なる施設ではなく、
・人が集まる場所
・世代がつながる場所
・地域の価値を体験できる場所
そんな場をつくることで、自然と人が集まり、関係性が生まれていきます。移住も、いきなりではなく、2拠点生活から。関係人口を増やしながら、地域に人が流れ込む仕組みをつくっています。
支援があるから、一歩を踏み出せる
もともと起業するつもりはありませんでした。任意団体として、できる範囲で活動できればいい。しかし、相談を重ねる中で、法人化という選択に。
「何が分からないかも分からない」
そんな状態でも、相談できる場所がある。それが、大きな支えになりました。一歩を踏み出すには、不安がつきもの。でも、その不安を受け止めてくれる場所があることで、前に進むことができます。
センター長より一言
石川さんは、外から来られたからこそ見える視点を大切にしながら、地域の価値を丁寧に拾い上げていらっしゃいます。その視点は、私たち地元にいる人間にとっても気づきになることばかりです。
また、「こうしたい」というビジョンをしっかり持ち、それを形にしていく行動力も素晴らしいと感じています。地域の可能性を信じて行動する姿が、これからの大村の未来につながっていくのではないかと思います。
今回のポイント
- 外からの視点が、新しい価値を見つける
- 当たり前の中に、大きな可能性がある
- 地域資源は、活かすことで価値になる
- 支援があることで、一歩踏み出しやすくなる
こんな方におすすめ
- 地域で何か始めたい方
- 移住や2拠点生活に興味がある方
- 自分の活動を広げたい方
大村市産業支援センターからのご案内
新しい一歩を踏み出したい方へ。
大村市産業支援センターでは、起業や新規事業、商品づくり、販路開拓などのご相談を受け付けています。
「まだ形になっていない」
「何から始めていいかわからない」
そんな段階でも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。
